転職

転職活動で重要視したこと

産業保健師を目指しているが、なかなか応募がなくて諦めている方や何度も挑戦したが全て落ちてしまい、諦めてしまった方など様々おられると思います。

私も産業保健師として働くまでは、とても苦労しました。そのため、諦めたくなる気持ちもよく分かります。

今回は、私が産業保健師になるために、転職活動で重要視してきたことについて書いていきたいと思います。

応募した数は10社以上

産業保健師を目指した理由については【産業保健師を目指した理由】【産業保健師になった経緯】の記事に記載しています。

産業保健師を目指した時は、しっかりとした教育体制や健康管理に力を入れている企業に入り、基礎知識を身につけたい。年収も〇〇以上あるところがいい。家から近く通勤時間がかからない所がいい。などの理想がありました。

そして自分の希望に当てはまる募集があれば、すぐに履歴書を送っていました。

当たり前ですが、このような募集があれば皆応募したくなります。

そのため、倍率もとても高くなります。

企業側も、たくさん応募者がいれば足切りをせざるを得ません。

産業保健師未経験者より経験者の方が優遇されやすくなります。

書類選考も通過しないことも少なくありません。

自分の市場価値を理解する

「たまたま、応募者が多くて運が悪かっただけ!」「この企業とはご縁がなかっただけだな」と私はポジティブに考えていましたが、3社連続不合格の通知をもらった時に自分の市場価値とは?と考えるようになりました。

「こんな当たり前のこと分かってる笑」と思われる方は多いと思います。私も分かっていたつもりでいました。しかし、何も理解していなかったなと痛感しました。

現時点での自分のレベルでは企業側に求められない。ならどうすれば求められる存在になれるのか?と考えた時に1年でもいいから産業保健師としての経験を身につけるべきだと考え、産休代替や派遣などで募集している産業保健師求人を片っ端から調べました。

この時に、本当にお世話になったのがマイナビとMCナースでした。【おすすめの転職サイト】に利点を書いています。

けれども、なかなか産業保健師の求人が見つからず困っているとマイナビのエージェントが、ハローワークに学校保健師の求人があることを教えてくれました。

そして、学校保健師について色々調べていくと産業保健師の業務内容と似ている業務も多くあったため、すぐに応募して無事に内定を頂くことができました。

学校保健師についての記事は【学校保健師の業務内容とは?】【学校保健師の1日のスケジュール】に記載しています。

自分が重要視したいことを理解する

学校保健師として働かせて頂き本当に学びが多く人にも恵まれて充実していましたが、やっぱり産業保健師になることを諦めきれませんでした。

しかし、年収や通勤距離、業務内容など全てを求めて転職活動をしても、浅い経験しかない私はうまくいくとは限らないと理解していたため、本当に自分が重要視したいことは何か?ということに焦点を当てて転職活動をすることにしました。

私が、1番重要視したことは経験値でした。

理由としては、基礎知識がしっかりしていないと次のスキルアップも転職したときもあまり意味がないのでは?という考えがあったからです。

無事に教育体制が整っている企業に入社することができ、統括産業医や各事業所の産業医・産業保健師、本社の産業保健師たちなど人にも環境にも恵まれた中で、産業保健を学ぶことができました。

さいごに

産業保健師は本当に募集が少なく、離職率もさほど高くないため空きもありません。

なら、諦めようと考えるのではなく挑戦することが大切です。

そのためには、考えてばかりいるのではなく行動あるのみです。

産業保健師として働きだして4年目になりますが、入ってからも苦労することはとても多いです。しかし、やりがいも感じています。

まだまだ知識不足を感じる日々ですが、これからも基礎知識や経験を積んでいき精進していきたいと思います