看護師時代の友人から「はりもぐちゃんの働き方をみて、私も産業保健師に興味が湧いて1−2社応募してみたけど、なかなかうまくいかなくって…」という話をよく聞きます
産業保健師の就職は倍率が高く看護師の時のように、1−2社応募してみたら内定をもらえるようなことは稀です
理由としては、経験者を優遇する企業や伝手で入社することも多いからです
以前の私は何故か「伝手は絶対いや!実力で入社したい!」と実力も何もないのに、このようなことを考えて就職活動をしていたため、悔しい思いを何度もしてきました
現在産業保健師として働いてみて、繋がり(伝手)はとても大事だなと痛感しています
今回は看護師から産業保健師になるまでに何社ほど応募していたか、また就職活動を繰り返していくうちに自分が見つけたポイントについて書いていきたいと思います
看護師から産業保健師に転職する際は、半年で15社に応募
この数ををみて、多いなと感じる人や少ないと感じる人もいると思います
地方と関東の両方で産業保健師として働いて来ましたが、地域にもよりますが関東と地方では産業保健師の募集件数や企業が求める人材が違うと感じます
当時私が住んでいた地域では、産業保健師の募集が本当に少なかったです
しかし、産業保健師になりたくて仕方がなかったので募集があればすぐに応募していました
当時を振り返って見ると半年で15社は応募していました
当時は、正社員か契約社員で働きたいという思いや大手企業で働いて、基礎知識を身につけたいという思いが強かったため、誰もが知っているような企業ばかりに応募していました
募集要項に[臨床経験3年以上][産業保健師経験者優遇]などと記載している企業に対して、転職エージェントに募集条件に満たしていないが応募して良いかを、企業側に問い合わせをしてもらってまで応募したこともあります
本当に、マイナビ看護師とMCナースのエージェントの方には頭が上がりません
書類選考で落ちてしまうことや、1次面接までたどり着けたが不合格ということもありました
優先順位を決めて応募する
産業保健師の倍率は高いです
私のように、給料が高い所が良い!大手企業が良い!などと全部を手に入れることは、産業保健師未経験者には厳しいです
まずは、自分が何を1番重要視していきたいのかを決めることがポイントだと思います
例えば、給料面・経験値・経験年数・知名度(企業名)などです
私はこの中で、経験値を選びました
理由としては、しっかりとした教育体制で産業保健師を学び次の企業で自分の学んできたことを活かしたいと、最初からスキルアップ転職を視野にいれていたからです
優先順位は人それぞれだと思うので、自分は知名度がほしいな!と思う方もいて良いと思います
このように、自分の優先順位を理解し転職エージェントに相談し応募していくようにしました
15社目にしてやっと合格
自分の中の優先順位を意識して応募していくと、15社目にしてやっと内定をもらうことが出来ました
医療職以外の方は15社で受かったなら早い方だと思う方もいると思いますが、私は恥ずかしながら半年で15社も応募して落ち続けた経験がなかったため、この期間はとても辛かったです
何社受けても落ち続けてしまうと、落ち込んでしまいやる気もなくなる気持ちはよく分かります
しかし、そこで諦めたらもったいないです!
落ち込みそうになった方は、この記事を読んでみて「半年で15社受けた人もいるから頑張ろう」と思ってもらえたら嬉しいです
さいごに
どの記事にも記載していますが、産業保健師は倍率も高く応募したら必ず内定をもらえるといは限りません
しかし、そこで諦めるのではなくどうすれば内定をもらうことができるだろう?と考えて行動することが大切だと思います
産業保健師として働く前も大変ですが、働いてからも大変です
これは、どのような職種も同じだと思います
この記事を読んで1人でも産業保健師を目指すきっかけになれたら嬉しいです