仕事について

産業保健師として身につけておくべき知識

これから産業保健師を目指す看護師や保健師の方、または新卒から産業保健師を目指したいと思われる方など、様々だと思います。

しかし、産業保健師を目指す上で今からしておいた方がいいことって何だろう?と思われている方も多いと思います。

今回は、私が産業保健師として働き出した時にもっと勉強しておけばよかったな。と感じたことについて書いていきたいと思います。

PCの知識

まだまだ知識が足りないなと痛感する日々ですが産業保健では、データをまとめて報告したりする機会が多いです。

企業の中には、外注にデータ分析を依頼しているところもあります。現在私が勤めている企業では、健康診断結果のデータ分析は外注に依頼しています。

しかし、一般的なExcel知識が必ず必要となります。

Excelの使い方については次の記事にもまとめています。

他にもまとめていきたいと思います

また、メールの使い方(文章の書き方)PowerPointの活用方法など、PCの一般的な使い方については理解しておいたほうがいいと思います。

1人職場で働いていた時は、インターネットからExcelの使い方など調べてから、業務を行っていたこともあり、とても無駄な時間を費やしてしまったこともあります。

Excelや統計は、使えれば使えるほどいいですが、まずは必要最低限の基礎知識から覚えていくことをおすすめします。

一般常識試験(SPI)

産業保健師の応募要項に、書類選考(職務経歴書・履歴書)や面接以外にも、一般常識としてSPI検査を実施している企業が増えてきているように思えます。

正社員として保健師を募集しているところは、特に問われているように思えます。

やはり、産業保健師としてのスキルだけではなく、最低限の一般常識スキルも社会人として必要です。

産業保健師の倍率は高いです。そのため、経験値がある方が優位にはなります。

しかし、同じような経験値の人たちが最終面接まで残った場合、SPIの点数が低い方より高い方を選ぶ可能性もあると思います。

産業保健師だけではなく、行政保健師は公務員試験なので、必ず一般常識試験はあります。

なので、勉強しておいて損することはありません。

私も最近になり、SPIの勉強をし始めました。

自分の点数の低さに絶望していますが、コツコツと頑張っていきたいと思います。

法律関係の把握

産業保健師の役割は、企業で働く従業員の心身の健康保持増進をサポートする立場です。

そのためには、理解しておかなければならない法律がたくさんあります。

産業保健師として働き始めた時、安全配慮義務やら労働基準法などと人事部や、産業医の先生から言われた時に「何となく聞き覚えがある言葉だけど、どういう意味だったかな?」と思う場面が多々あり、話についていけませんでした。

そのため法律関係は、今のうちから覚えておいた方がいいと思います。

私がおすすめする本は、【職場の健康がみえる】【産業保健マニュアル】です。

さいごに

何度も言いますが産業保健師は、倍率が高く経験者が優遇されやすいため産業保健師になるまでに大変苦労します。私も産業保健師になるまでにとても苦労しました。詳細は【産業保健師になった経緯】に記載しています。

「そっか…産業保健師になるのって大変なんだな」と諦めるのではなく、まずは挑戦することが大切です。

まずは、転職サイトに登録して挑戦してみてください。私がおすすめするのはマイナビ看護師とMCナースネットです。詳細は【おすすめの転職サイト】に記載してます。

産業保健師になってからも苦労することは多々ありますが、まずは産業保健師にならないと何も始まりません。

私も、産業保健師として日々成長していけるようにこれからも努力し、行動していきたいと思います。