スキルUP

産業保健師として必要なことはスキルだけ?私が思う産業保健師に大切だと思うこと

産業保健師として働きだして5年目となります

産業保健師として働きだして5年目ということもあるのか、産業保健師1年目の時より心にも余裕が持てるようになり、産業保健師という働き方についてもっと知りたい、業務内容が楽しいと思うこともあれば、もっと知識や経験を積んで頑張らないとなと落ち込むこともあります

産業保健師として働きだしてイメージと違った、このまま続けていけばやりがいを感じるのかが分からない、そもそも何を頑張ればいいかが分からないと悩んでいる方もおられると思います

まだ5年しか産業保健師の経験はありませんが、産業保健師の仕事にやりがいを感じることができるのは、看護師経験や産業保健師経験が絶対大切だとは思いません

大切なことは経験値ではなく、自分で試行錯誤しながら他職種と連携してもらえるために考えて行動してきたかということだと思います

待ちの姿勢で他力本願では、何も成長出来ないと思います

産業保健師として私が大切だなぁと思うことは

  • 失敗を恐れずに解決策を考え行動していくこと
  • 恥ずかしからずに他職種とコミュニケーションを図ること
  • 知識不足を感じたら知識を得るために努力すること

この3点は今でも継続しています

なぜこの3点が大切だと思うかについて、具体的に書いていきたいと思います

失敗を恐れずに解決策を考え行動していくこと

産業保健師は1人職場も多いです

また、企業によっては産業保健師の役割がいまいち分からないという企業もあります

このような場合、企業に言われたことだけをするだけのルーティン作業になってしまい、業務がつまらないと感じてしまいます

もちろん、企業から求められたことを実施することは大切です

しかし、それだけでは従業員の心身の健康保持増進をサポートすることは難しいと思います

そのため、どのような行動が従業員の心身の健康保持増進に繋がるかを考えて行動していくことが重要だと思います

考えて行動するということは当たり前のようなことですが、言われたことだけをして考えることをやめている人は意外に多いです

間違えたらどうしよう……失敗したら怖いな……という気持ちはよく分かりますが、やってみないと分からないことはたくさんあります

挑戦していくことが大切だと思います

恥ずかしからずに他職種とコミュニケーションを図ること

産業保健師の仕事は、他職種との連携がとても大切です

初対面の人や、今まであまり関わりがない人とコミュニケーションを図るのはとても緊張すると思いますが、コミュニケーションをとらなければ業務が滞ってしまう場合もあります

また、他職種の支えが必要な場合メールだけではなく直接会って話をして、信頼関係を築いていくことが大切です

うまく話せなかったら……と悩む気持ちはとてもよく分かります

しかし、悩んでばかりいても時間だけが過ぎてしまい解決はしません

まずは、職場巡視からでもいいので自らすすんでコミュニケーションを図りにいくことが大切だと思います

知識不足を感じたら知識を得るために努力すること

よく分からないな……まぁいいか!と、適当に業務を済ませていたら何も成長は出来ないと思います

分からないことは、そのままにしないで研修会に参加して知識を得たり本を購入したり様々な方法で解決していくことが大切です

自分が理想とする産業保健師に近づくためには、努力が必要だと思います

産業保健が学べないのは環境のせいや、人間関係のせいにするのではなく、まずは自分自身のことを振り返ることが大切です

さいごに

上記の内容は、産業保健師だけではなく仕事をする上で大切なことだと思います

初めての分野だからという不安があるのは、よく分かりますがそれだけでは何も解決しないと思います

今後も産業保健師として、少しずつでも成長していけるよう上記の内容を意識して努力していきたいと思います