仕事について

従業員とのコミュニーケーションの取り方で気をつけていること

産業保健師だけではなく、どの職種でもコミュニーケーション能力は必要不可欠だと思います。

産業保健師は、従業員に対して健康教育や保健指導、またはファシリテーターとして従業員に関わっていく業務が多くあります。

その他にも必ず多職種と連携することがとても多い職種だと私は思います。

今回は、私が従業員とのコミュニケーションの取り方で気をつけていることについて、書いていきたいと思います。

誠実な態度で接する

年齢が上の人でも下の人でも誠実な態度で接することは当たり前です。私がいう誠実さとは、無礼な対応だけは避けることをいいます。

例えば、自己中心的な雑な対応です。「雑な対応って普通しないでしょう?」と思う人は多いかもしれませんが意外と無礼者は多いです。

適当な回答や書類のまとめ方、メールや電話での対応をするのではなく、1つ1つを丁寧な仕事をすることが大切だと思います。

いくら的確なアドバイスや、仕事を早くさばく事ができても雑な仕事のやり方をしていては、すぐに信頼を失ってしまうと私は思います。

信頼を失ってしまっては、後々自分の仕事がやりにくくなってしまい、後悔してしまいます。

ハキハキと話す

たまに、この言葉を使うと「しっかりとした雰囲気を持って話せってこと?」と聞かれることがありますが、そういう意味ではありません。

もちろん、相手が話しやすい柔らかい雰囲気や話しやすい気さくな雰囲気をもって接することは、とても大切だと思います。

ここでは雰囲気の話をしているのではなく、話し方について書いています。

相手に何かを伝えたい時に、ゴニョゴニョ自信なさげに話されては相手からしたら「ん?結局何が伝えたいんだい??」と戸惑ってしまう可能性が高くなります。

自信がないから…緊張してしまって…という自分の気持ちは、相手にとっては関係のないことだと私は思います。

自信がないのであれば、カンペを持参するなど対処法を考えておけばいいと思います。

相手も仕事をしている立場です。自分中心の考えで相手の時間を奪うことは失礼だと私は思います。

なので、伝えないといけない言葉はきちんと伝えることが大切だと思います。

期日を守る

業務に追われてしまうと、うっかり期日を過ぎてしまった!ということは経験したことがある人は少なくないと思います。

私も新人の頃に、提出物の期日を過ぎてしまい先輩たちに迷惑をかけてしまい、とても反省したことがあります。

やはり、社会人として期日を守らないことはご法度レベルだと私は思います。

もし、業務に追われたり体調不良などが原因で期日が守れそうにないのであれば、すぐに連絡をして期日を延ばしてもらうなどの対応をするべきだと思います。

期日の時間も、「本日までに連絡ください」というメールに対してたまに、その日の24時にメールを送るなどという人もいますが、このような対応の仕方は、本当に失礼極まりない!!と思います。

勤務時間内に対応できないと判断したら、すぐに謝罪し期日の延期を伝えるようにすることが大切だと思います。

さいごに

当たり前のことですが、どのような仕事でも大切なことは無礼な態度で接しないことだと、私は思います。自己中心的な対応は相手に不快感を与えてしまいます。

この部分を怠っていては、いくら仕事の能力が高くてもあまり意味がないのでは?と私は思います。

産業保健師の仕事は、1人で全ての業務内容をこなしていくことは不可能です。必ず多職種との連携が必要となります。

今後も産業保健師としてのスキルアップはもちろんですが、相手に無礼のないような誠実な対応を常に心がけ、周りの人や環境に対しての感謝の気持ちを忘れずに日々精進していきたいと思います。