今回は、産業保健師として働く上で学歴は重要なのか?について書いていきたいと思います。
まず、結論からになりますが学歴を気にする必要はありません!
私は偏差値35以下の大学出身で、看護師や学校保健師、産業保健師として働いてきましたが、学歴で苦労したことは1度もありませんでした。
しかし、企業の中には学歴を見ている企業もあるかもしれません。
今回は、私が学歴よりも必要だと思ったことについて説明して行きたいと思います。
学歴より資格
有名大学で看護師や保健師を学ぶことも専門学校で看護師や保健師を学ぶことも、どちらでもいいと私は思います。
重要なことは看護師と保健師の国家試験を合格することです。
いくら良い大学や専門学校を卒業しても保健師と看護師の資格を持ってないと意味がありません。極端ではありますが、資格さえあれば保健師として働けます。
看護学生は看護実習も多く記録に追われる毎日だと思いますが、頑張ってください。
学歴より職歴
職歴では看護師または保健師として働いた期間がどのくらいなのか、どこで働いていたのか、会社の規模はどのくらいだったのか、看護師では何科で働いていたのか、どのような雇用形態だったのかなどが重要になって来ると思います。
私は、学歴が皆無だったので職歴にはこだわりました。看護師として働いていたときはICUが併設している循環器内科で働き、学校保健師として働いたときは全体人数も2000人以上のところで働き、産業保健師として働き出した時も全体従業員数3万人以上の企業で働きました。
やはり、面接官に「お!この職歴はすごい」と思われるのが大切でだと思います。
そして、今までの経験を産業保健師として働く際どのような場面で活かせるかを伝えることが大切だと思います。
新卒で産業保健師を目指そうとしている方は、今までの学生時代の経験をどのように活かすことができるか、なぜ産業保健師を目指したいのかを伝えることが重要だと思います。
学生時代に産業保健実習をして、企業で勤めている従業員の健康保持増進をサポートしている産業保健師を見て、自分もそのような仕事をしたいと思ったでもいいと思います。
しかし新卒で、有名企業や有名病院で働く際は学歴が必要になる場合があるかもしれません。
面接で産業保健師として働きたい理由を明確にして伝えることが大切
就職面接で、面接官に「この人に、我社で産業保健師として働いてほしい」と思われなければ産業保健師として雇ってもらえません。
産業保健師の雇用枠は本当に少ないです。私も産業保健師として働くまでに大変苦労しました。詳細は産業保健師になった経緯の記事を見ていただければと思います。
なぜ、産業保健師として働きたいのかが自分の中で明確でなけれな、無事に内定をもらい産業保健師として働きだしてもいずれ、自分が何をしたいのかが分からなくなってしまい辛くなる時期が来ると思います。
私が産業保健師を目指した理由を自己紹介にも少しだけ記載しているので見ていただければと思います。
さいごに
私が今まで産業保健師や学校保健師として働いてきた中では学歴で悔しい思いをしたことはありませんした。むしろ学歴がコンプレックスであったため、職歴にはこだわろうと決めていました。
私が、産業保健師として働いてきて学歴よりも大切だと思うことは仕事に対する責任感や、行動力、コミュニケーション能力だと思います。産業保健師に必要だと思ったスキルについての記事でも書いておりますので見ていただければと思います。
これから、産業保健師を目指している看護学生の方や、産業保健師への転職を考えている方の励みになればと思いました。
産業保健師枠は非常に少なく辛い思いをすることも少なくはないと思いますが、諦めずに何度も挑戦していくことが大切だと思います。
私も、まだまだ知識不足な点が多くありますので基礎知識やスキルを身につけるために日々精進していきたいと思います。