仕事について

職場での理不尽!|仕事が辛い時にどのように乗り越えてきた?

産業保健師として経験を積ませていただき5年目になります

産業保健師としてやりがいを感じる場面もあり、仕事に対して楽しいと思えることも増えてきました

それでも、決して毎日が楽しい訳ではありません

当然仕事であるため辛いことに直面することもあります

産業保健師の職場環境は1人職場も多く

上司が他部署と兼務していることが多々あります

そのため

  • なかなか相談できないで悩むことがある
  • 上司や関係部署が産業保健に興味がない
  • 同じ産業保健師でも仕事に対しての温度差がある
  • 成果の確認が難しい
  • 発言力が弱い

また、企業での産業保健師の立場は弱いと感じることも多々あります

それゆえ、他部署や従業員から理不尽な仕打ちをされる頻度も多く辛い思いもたくさんしてきまたし

「企業にとって産業保健師って本当に必要?」

と自分の存在意義すら分からなくなってしまうこともありました

仕事に対する自信ややりがいなども見失うことになりかねません

しかし、悩んでいても誰かが必ず手を指しべてくれるでもなく

自ら行動していかなければ状況が変わたないのも事実であると思います

そのため、私はこのような理不尽な状況に陥った場合下記の3点を意識してきました

  • 産業医の力を借りて意見を伝える
  • 言った言わないにならない様に文章を必ず残す
  • 関係部署全員で話し合いをし、認識のズレを正す

具体的にどのようなことを実施してきたかは次のようになります

他者を巻き込みながら仕事を進める

企業によっては産業保健師の意見は聞かないけれど

産業医の意見なら聞くという企業もあります

このような場合は、産業医を巻き込みながら産業医に意見頂きつつ

企画を立案したり新企画を作成することもしました

もちろん産業医にもいろいろな考えの方がいるため

協力してもらえることもあれば、協力してもらえないこともあります

その場合は、上司や他の方に協力を得られるかを確認しました

上司の中には課長からは協力が得られないが…

部長なら話を聞いてくれる!

というような場合もあります

しかしこの際は課長→部長と話を通すようにします

産業医も上司も話を聞いてくれない場合は、一旦保留し別のやり方を考えるようにしていました

言った言わないにならない様に文章を必ず残す

産業保健師の仕事だけではなく、どの職種においても仕事を進めていく中で

都合の悪いことは全て他人の責任にする方もいます

業務の進捗、決定事項など文章で残していくことはとても大事です

確認したことを聞いていない、言ったことを言っていないという人も中にはいます

とても苛立ちを感じますが、時間と労力を無駄なと感じたため

記録関係は文章で残すことを意識するようにしました

もし理不尽なことをされても経緯を説明することができます

記録を残すのはめんどくさいとか、書いていると腹が立ってくるなど思うかも知れませんが

業務の進捗確認にもなりますので記録を残すことをオススメします

関係部署全員で話し合いをして認識のズレをなくす

産業保健師は他部署と連携して業務を行うことが多々あります

そのため、認識のズレや考えが上手く伝わらないこともあります

「後は産業保健師がやればいいのでは?」

と業務を丸投げられてしまうこともあります

このような状況に陥らないためにも

「何だか話がズレてきたな…」と感じた場合は

1度関係部署で打ち合わせを実施して

お互いの認識に相違がないか確認をして

役割を再確認した後に再度業務に取りかかるようにしていました

業務途中に適宜確認を入れることにより

各々の役割、すべきことを把握し業務がスムーズに進みやすくなります

余計な仕事が増えないためにも必要ですね

さいごに

働くなかで産業保健師に限らず理不尽なことが生じることはあると思います

自分でできること、自分ではどうしようもないことはあります

まずは自分でできることをして、自分では解決できないことももちろんでてくると思います

このような時にどのように行動するかが自分の経験につながるとも思います

とはいうものの、あまりにも理不尽な場合は別の職場を考えるのも十分にありです

その際にも自分ができる範囲でどのように行動したかがその次の道を選択する際に活きてくるはずです

今後も産業保健師として成長していけるよう、日々努力し行動していきたいと思います