看護師から産業保健師を目指す方や、新卒で産業保健師を目指す方、行政保健師から産業保健師を目指す方など、産業保健師を様々な理由や経歴を経て目指している方は、多くおられると思います
産業保健師は倍率も高く募集の数も少ないため、なかなか産業保健師になることが出来ず諦めてしまったと言う方も少なくないと思います
私も産業保健師を目指していた時は、募集がなく落ち込んでしまい、転職活動に疲れてしまい何度も諦めたくなってしまいました
産業保健師になるまでに私は2年ぐらいかかりました
しかし、これは産業保健師未経験ということや面接が上手くいかず内定をもらえなかったり、自分が納得いかない企業であったため内定をもらったがお断りさせて頂いたりしたことで2年ぐらいかかってしまったと思います
私は、産業保健師を目指すまでに下記の3点を意識して転職活動をしてきました
- 早くて2.3ヶ月遅くて2年
- 焦る気持ちも分かるが、慌てず吟味する
- 期間限定で産業保健師に慣れることも視野に入れる
具体的にどのような内容かについて、書いていきたいと思います
早くて2.3ヶ月遅くて2年
転職活動を始めると、産業保健師の募集の少なさや倍率の高さに落胆し転職活動を諦めてしまうことや、書類選考を通過し面談までこじつけたが面接が上手くいかず転職活動に疲れてしまったという方も多いと思います
しかし、諦めるのは早いと思います
転職活動は、時期によって募集が多くなる場合もあります
また、企業が直ぐにでも働き始めてほしい場合は、フットワークが軽い方が選ばれる場合もあります
そのため、タイミングが会えば転職活動を始めて2.3ヶ月で内定をもらうことができることもあります
しかし、地域によっては全く募集が出ないこともあり、私の様に2年ぐらいかかってしまう場合もあります
焦る気持ちも分かるが、慌てず吟味する
転職活動をしていると、あまり納得出来ない業務内容や人事の人柄や、企業の雰囲気でも「もし、この企業を断ってしまったら次の募集がないかも…」と思い、とりあえず働いてみようかな?と判断する方も間違いではないと思います
やはり、働いてみないと分からないこともたくさんあります
しかし第一印象で「ん?」と感じた企業は働き始めたとしても納得いかないことが起こる可能性が高いと思います
そのため、企業面接や職場見学などをしてみて「この企業はちょっとな…」と思った場合は焦らず、しっかり吟味して考えてみるようにしていました
期間限定で産業保健師に慣れることも視野に入れる
転職活動をしていると「本当に自分は、産業保健師になりたいのかな?」と思う場合もあります
このような気持ちになった場合は、1度期間限定で産業保健師業務をしてみることもいいと思います
そして「やっぱり産業保健師になりたい!」と思えば、もう1度転職活動を頑張ってみればいいと思います
転職活動に疲れてしまった時は、1度立ち止まってみて自分の考えや、今後の仕事のやり方を見直してみる時間を作ってみるのもいいと思います
さいごに
転職活動は、心身ともにものすごくエネルギーが必要だと思います
そのため、中途半端な気持ちで転職活動を続けていても自分が疲れてしまうと思います
産業保健師は、ただでさえ募集が少なく倍率も高いため内定をもらえるまでに、人によってはかなり時間がかかってしまうこともあります
何度も不合格をもらうと、疲れも倍増し「何で転職活動しているんだろう?今のままでもいいかな?」と思ってしまいます
それでは、転職活動をしていた時間が無駄になってしまうのでは?と思います
そのためにも、何のために自分は転職活動をしているのかを見失わないように、自分の気持ちを整理してから転職活動をすることも大切だと思います