保健師

立ち上げ経験をして気づけたこと

前回の記事で【産業保健師 立ち上げ経験談】について書かせて頂きましたが、今回は立ち上げ経験して気づけたことについて書いていきたいと思います。

他部署とのコミュニケーションの重要性を実感

私は、立ち上げ経験をさせて頂いて他部署とのコミュニケーションの重要性を痛感しました。

企業で働いていると産業看護職だけでは、解決できない事例や業務内容も多々あります。しかし、他部署とのコミュニケーション不足や、そもそも産業看護職の仕事内容が会社であまり認知されていない、もしくは必要性は理解しているがどのように仕事を進めるべきなのかが分からないなどという状態では、周りに頼ることも困難になってしまいます。

このような状況の中で、必死に基盤づくりをしようとしても周りからは「産業保健師が何かをしようとしているけど、その内容が必要かも分からない」「これは産業保健師の仕事という理解で良いのだろうか?任せてもいいのだろうか?」という考えになる可能性が高いです。

そのためには、他部署としっかりコミュニケーションを図り各々の役割を明確にし取り組んで行くことが大切だと思います。

他部署とコミュニケーションを図ることは、立ち上げの時だけに必要なことではなく普段の業務内容でも非常に必要になってくることだと思います。

既存の基盤を変えるより、新しく基盤を作る方がやりやすい

これは、私の中で一番大きな気づきでした。今までは、既存の基盤に従って業務を行っていましたが、正直既存の仕事のやり方や決まりごとに対して、仕事のやりにくさを感じたこともありました。

だからといって、既存のものを変えようとすると稟議書が必要だったり上司の意見、同僚の意見、会社の意向、企業の文化など様々な意見を聞かなければならないため時間もかかりますし、どうしても変えられないこともあり難しい部分も多々あります。

しかし立ち上げでは、何もない状態から健康管理体制を考えるので、まずはどのような健康管理体制を求めているかを人事労務担当者と最初にしっかり確認することができます。

やはり、同じ目標設定を決めることはとても重要だと思います。

意見交換をする中で、はじめはお互いの健康管理体制の意見の食い違いで衝突することはありますが、しっかり話し合いをしてお互いの意見を取り入れることで、より良い基盤を完成することができます。

また、基盤を作り上げたばかりなので「もっとこうした方がいいのでは?」という意見もすぐに取り入れやすく、すぐに何度でも修正追加することも可能です。

立ち上げと聞くと「私には無理、自信がない。質問されても答えられない」と思ってしまうかもしれませんが、私は既存のものを変えるより新しいものを作り出すほうが、やりやすいと感じました。

自分に足りていない基礎知識やスキルが理解できる

立ち上げ経験をさせて頂いて、自分が主体となり健康管理体制のこといついて説明したり他企業の現状、現在の健康管理体制のあり方などを説明させて頂き現在の自分のスキルや知識不足な部分を痛感することができました。

やはり、自分が主体となり行動したり人に教えたりする機会を頂けたから自分に足りていない部分には気づけたのだと思います。

このような機会がなければ、気づけていなかった部分も多かったと思います。

さいごに

立ち上げ経験をさせて頂いて本当に学びが多かったです。もし立ち上げの求人があればぜひ一度経験しておいたほうが良いと私は思います。

規模の大きいところは…週5のフルタイムからは…と感じるのであれば週2−3勤務で規模の小さい企業からの立ち上げで良いと思います。

私は規模の小さい企業で立ち上げを経験させていただきましたが、とてもやりがいを感じることができました。

今後も機会があれば、もう一度立ち上げ経験をしてみたいとも思います。

まだまだ知識不足を痛感する毎日ですが、日々成長していけるよう努力していきたいと思います。