2021年度も2ヶ月経過し、3ヶ月目に突入しています
4月から期待を胸に膨らませ複数職場で産業保健師として働き始めてたけれど、保健指導も健康教育も電話対応など様々な業務が上手くいかず先輩産業保健師や上司や他部署から、指摘されたり注意をされたりして自分の無力さや要領の悪さを感じてしまい、落ち込む日々が続き仕事を辞めたいと感じている方もおられると思います
私自身産業保健師1年目の時に、先輩産業保健師や上司、他部署から指導されることが非常に多く「私は何をやっているんだろう…」と落ち込むことが多かったですが、根っからのポジティブ思考なので気持ちを切り替えて「よし！次は失敗しないように頑張ろう！」という気持ちで乗り越えてきました
しかし、全員が私のような直ぐにポジティブ思考に切り替えられるとは限りません
私は、落ち込んだ時に下記のような気持ちに切り替えて日々の業務を乗り越えてきました
- 指摘や注意された内容を自分で振り返り、分からないところを再度教えてもらう
- 指摘してもらえたことに感謝する
- 明らかな意地悪に対しては相手にしない
この3点は必ず意識して日々の業務を行ってきました
具体的にどのようなことを意識してきたかについて、書いていきたいと思います
指摘や注意された内容を自分で振り返り、分からないところを再度教えてもらう
指摘や注意された内容に対して自分でなぜ注意されたのかを考えて、振り返り今後どのようにしていくか解決策を考えることが大切だと思います
指摘や注意をされてしまうと、注意されたことに対して落ち込んでしまったり怒りを覚えてしまったりする場合もあります
しかし、それでは何の成長にも繋がらないのでは？と思います
一時的な感情に流されてしまうのではなく、ひとまず冷静になることが重要です
そして、考えてもよく分からないことに対しては指導してくれた方にもう一度質問するようにしていました
自分で解決策を考えたり行動したり、せずに直ぐに相手に答えを求める行為は相手に失礼な行為だと思います
まずは、自分で考え行動していくことを意識していくことから始めるのがいいと思います
指摘してもらえたことに感謝する
自分が指導する機会を多く経験させてもらうと、指導することはものすごくエネルギーも使うし時間も使い、疲れる行為だということを実感し、私に指導して下さった先輩方に感謝する気持ちと同時に、自分は先輩たちに対して適切な態度であったか？と反省することができました
ハナからやる気ない方や反省しないで逆ギレされる方に対しては指導する時間がもったいないと感じてしまいます
そのような方に時間を割くぐらいな、業務を1つ進めた方が効率がいいと思います
まずは自分のために時間を割いてくれことに対して、感謝を伝えるようにしていました
明らかな意地悪に対しては相手にしない
ただの憂さ晴らしや、その方の気分などで意地悪なことをしてくる方は残念ですがいます
このような方に出くわした場合、早急にその場から避難するから話をあまり聞かずに「はい分かりました」だけ伝えるようにしていました
このような方の話を聞いて、1つ1つに反応していたら精神的にも疲れてしまいますし時間の無駄だと思います
もし、このような方に絡まれてしまい業務は好きだけど人間関係がきつい…と感じた場合は、転職も視野に入れていいと思います
もしくは研修会などに参加し、ベテラン産業保健師の方に教えて頂くなどスキルアップを目指していくことに集中するのもいいと思います
さいごに
産業保健師に限らず、どのような仕事も失敗や指導された場合なぜそのようなことになったのかを考えて、行動し解決策を見つけ次に繋げていくことが大切だと思います
まだまだ産業保健師として、知識不足や経験不足を痛感する日々ですが前向きに考え、日々少しずつでも成長していけるよう行動し努力していきたいと思います
