保健師になるために

産業保健師を選んだ理由|産業保健師になって良かった?

仕事にはいろいろな職種があり、人それぞれ思いがありその仕事を選んでいると思います

社会人当初は看護師として勤務しておりました

その後、産業保健師に興味を持ち転職を決意しました

私が産業保健師を選んだ理由は

  • 産業保健に興味があった
  • 病気の早期発見、予防医療をすれば辛い思いをする人が減るのではないか
  • 仕事とプライベートの両立

主な理由はこれらになります

仕事を選ぶ際にどうしてその職種を選ぶのか理由を明確化しておくことは重要です

特に未経験でその職種を目指す場合、どうして未経験なのに産業保健師として働きたいの?と採用担当者は感じるでしょう

自分自身がどうして産業保健師を目指したいか理由があるかないかでは、その仕事に対しての想いも変わってくると思います

採用担当者も未経験で雇い入れるということは、それ相応の決断が必要となります

であれば、未経験だけどやる気や仕事に対する想い、今までの経験からの考えなどを見ることになるので

自身で産業保健師になりたい理由を良く考慮しておくことで、転職活動などでも活きてくると考えます

産業保健に興味が湧いた理由

私が産業保健師に興味を持った1番の理由は、主人が疲れ果てて帰宅する姿を見て会社側に腹を立てたことがきっかけです

当時の私は、会社側に対して

「会社は従業員のことをなんだと思ってるんだ!」

「もし事故にでもあったらどうしてくれるんだ?!」

などを考えていました

そして「会社側で従業員の健康管理をしている人っていないの?もしいるとしたら何をしているの?」という気持ちも同時に芽生えていました

そこで大学時代に実習経験をした産業保健師についてもう一度、復習をして「私が従業員の健康管理をすればいいのでは?」と思い、産業保健師を目指すことを決めました

予防医療にもっと力を入れたいと思った理由

看護師として働いていたとき患者さんから

「病気になって会社の人にも家族にも迷惑をかけてしまった」

「健康診断で再検査の指示はあったが、体に変化がないから放置してしまったんだよね」

と悲しそうな表情で話してくれる患者さんを数多く見てきました

そして、最初から予防に努めて早期発見早期治療をしていれば患者さんも家族も傷つくことがなかったのでは?

本人が病気に向き合う機会があれば結果が変わっていたのかな?

病気になる前に指導してくれる存在がいればいいのかな?という考えを持ち始めました

仕事とプライベートの両立

産業保健師について日勤帯で働けるからいいな、残業がないからいいな、1人職場の方が楽そうだからいいななどという気持ちを持っている方もおられると思います

仕事に重きを置いている人もいれば、家庭を優先したい人など様々だと思います

保健師資格をせっかく持っているのだから、保健師として1度は働いてみたいという気持ちは看護学生の時からありました

結婚してからは家族の時間も大切にしたいし、働き方も主人と同じ日勤帯の勤務にしたいという気持ちが強くなりました

看護師として働いている方の中で、保健師資格はあるけど資格を持っているだけで使えていない、保健師という職業に興味はあるという方は少なくないと思います

そのような方は、ぜひ産業保健師を目指してみるのもいいと思います

さいごに

産業保健師を目指すきっかけは、どのような理由でもいいと私は思います

大事なことは、産業保健師として働きだしてどのような行動を取っていくかだと思います

産業保健師は倍率も高く、なりたくてもなれない方もたくさんいます

私も、産業保健師になるまでにとても苦労しました

産業保健師は、やればやるほど魅力が多い職業です

おすすめの転職サイトも記事に書いていますので、参考にしていただければと思います