保健師になるために

国家試験勉強方法

今回はの国家試験勉強方法について書いていきたいと思います。

私は、社会人として働き出したとき「はりもぐちゃんて、やっぱり頭いい大学出てるの?」「若いのに経歴もあるから、要領がいいんだろうね」とベテランの産業保健師の方たちから、ありがたいことにこのような言葉をよくかけて頂きました。

しかし、私が卒業した大学は偏差値35以下の大学です。

また、私の学生時代の成績は中の下。国家試験4ヶ月前の模試の判定は看護師も保健師もE判定でした。

クラスで看護師の模試結果がE判定だったのは私だけで、先生からすごく怒られたのを鮮明に覚えています。

その日から必死に勉強をして無事に保健師と看護師の国家試験を合格することができました。しかも国家試験の点数は、クラスで上位の方に入る点数で合格しました。

今回は、私がどのような勉強方法でE判定から国家試験に合格したかについて書いていきたいと思います。

関連づけて勉強する

医療職の方や看護学生の方は、よくご存知だと思いますが私は関連図を用いて勉強をしていました。

腎臓や心臓、脳と別々に勉強するのではなく、心臓が機能不全を起こした場合どの臓器にどのような影響があるかについて関連図を書いていきます。

また、機能不全を起こしている臓器にはどのような内服薬が効果があるのかなども関連図に書いていきます。

このように関連付けて覚えていくことにより私は短期間で勉強することができました。

そして、過去問をひたすら解いていくという勉強方法を実施していました。

関連図で覚えていく方法は社会人になってからも活用しています。

例えば高血圧の従業員がいたとします。その従業員の普段の生活習慣はどのようなものか、睡眠時間は何時間平均か、食生活はどのようものか、通勤時間は?残業時間は?運動習慣は?と関連付けて考えていくことで、従業員の全体像を把握することができます。

関連図は従業員のフォローでの活用だけではなく、健康イベントでも利用しています。

例えば、従業員にとって必要な健康イベントはウォーキングイベントと考えたとします。そして、なぜ必要だと感じたのかを関連付けて書いていきます。

そうすることで、イベントに必要な費用、時間などが把握できます。

関連図は、勉強方法だけではなく様々な場面でも活用できるので私は重宝しています!

後輩にも、必ず関連図を書いて従業員のことを理解するように伝えています。

過去問をひたすら解く

この方法は、誰もが実践している方法だと思います。過去5年分の過去問をひたすら解いて間違った問題を復習し、何度も過去問を解くようにしていました。

過去問を何度も解いてみることで、国家試験内容のパターンが分かってきてどの分野を重点的に勉強すればよいのかが理解できます。

しかし、この方法は私の中では国家試験を合格するための勉強法であったため、国家試験に合格する可能性は上がったとしても、このような勉強方法ではあまり基礎知識を身につけることができませんでした。

なので、関連図を用いてしっかり勉強した知識の方が私は、仕事上で役に立つことが多かったです。

さいごに

看護学生は実習追われて、あまり国家試験の勉強をする時間が作れない方も少なくないと思います。

しかし、国家試験を合格しなければ夢であった看護師としても保健師としても働くことができません。

より良い国家試験の勉強方法を取得し限られた時間を有意義に使うことが大切だと思います。

看護師と保健師の資格を取ることができれば、ナース以外にも様々な働き方も可能になるので、辛いかもしれなせんが頑張ってください。

この記事が少しでも看護学生の方に役立つことができれば嬉しいです。

私も、産業保健師として日々勉強の毎日ですが頑張っていきたいと思います。