今回はどのような経緯で産業保健師になったのかについて書いていきたいと思います。
産業保健師は募集人数も少なく、人気が高いため倍率が何十倍になることが多いです。
地域によっては、月に数回求人が出ることもありますし、逆に半年経過しても求人が全く出ないこともあります。
私も産業保健師になるまでは、色々苦労してきました。今回は私が産業保健師になるまでどのような経験をしてきたかについて書いて行きたいと思います。
募集があればすぐに応募
私は常に産業保健師の転職サイトをチェックしていました。そして、募集要項に【経験値不問】【未経験でも大歓迎】と記載している求人があればすぐに応募していました。求人情報をいち早く知るために、転職サイトも6〜7つほど登録していました。
おすすめの転職サイトも別記事で書きますので見ていただければと思います。
産業保健師は人気が高いため応募締切まで日数があっても応募人数によって募集を締め切る場合もあります。私も応募期間内に応募をしましたが、すでに募集を締め切らせていただきましたと会社側から言われたことがあり、本当にスピード勝負だなと痛感しました。
何度面接で失敗しても諦めない
産業保健師を目指す方の中には、新卒で目指す方、臨床経験が3年未満で目指す方、臨床経験が3年以上あり目指す方もおり様々です。
その場合、企業によっては臨床経験を求めることも少なくありません。産業保健師も未経験で臨床経験も浅い私は、何度も面接で落ち産業保健師を諦めようと何度も思いました。
しかし、憂い嘆いても状況が変わるわけでないので経験が浅い自分のような保健師でも雇ってくれる可能性が高い企業を何度も受けました。
例えば大企業で複数人保健師が在中している企業や、グループ会社であるため未経験でも本部の産業保健師からのフォローがあるなどの企業を目指して応募し面接をしてきました。
面接では、産業保健師はどのような業務を行うのかを事前にしっかり調べ、たとえ産業保健師が未経験でも今までの経験をどのような場面でどう活かせるかを説明することをしてました。
派遣で産業保健師として働く、または産休代替で産業保健師の経験を積む
産業保健師として契約社員または正社員で働くことが難しい場合もあります。
私も看護師から産業保健師を目指しましたが上手く行かず、学校保健師として働き経験を積んだ後に産業保健師を目指しました。
産業保健師は、1人職場も多く企業側も産業保健師の経験者のほうが安心感もあり優遇されやすいです。
私の場合は、学校保健師で経験を積みましたが産休代替や派遣で産業保健師として働き、1年以上経験を積んだあとに産業保健師を目指す方法もあります。
経験を積むことで「想像していたのと違ったな」「産業保健師は向いてないな」「やっぱり産業保健師を目指したい」などと気づくきっかけにも、なるかもしれませんので無駄な経験にはならないと思います。
私も学校保健師を経験して「もっと保健師について学びたい」と強く思ったため産業保健師を諦めずに何度もチャレンジしてきました。
さいごに
産業保健師は、募集が少なく倍率も高いため目指したくても諦めしまう人も多いと思います。しかし「どうせ未経験だし、年齢も若く経験不足だから応募しても受からないし…」と諦めて行動に移さなければ何も状況は変わりません。
私も産業保健師になるまでは、たくさん苦労しましたが無駄な経験では無かったなと思います。
これから産業保健師を目指している方も、この記事をみて少しでも行動してみようかなと思っていただければ嬉しいです。
今後も産業保健師の経験を積んでいき日々精進していきたいと思います。