産業保健と看護は、私が産業保健師として働き始めた時から熟読していた冊子であり、とても学びがある内容が多いです
産業保健と看護の4-5年前の過去の内容であっても、過去に読んだ時は気づくことが出来なかった内容や、現在もう1度読みなおしたら、過去とは違う気づきに気づくことができ、未だに学べる内容が盛りだくさんです
今回は2015年度の産業保健と看護に記載してある【非常勤産業医の立場から こんな産業看護職と協働したい!】と記事の内容を読み、産業医の立場だけではなく一緒に働く産業看護職の立場でも共通している内容だと思いました
今回は、なぜこのように感じたのかについて具体的に書いていきたいと思います
大まかな記事の内容
非常勤産業医の立場として産業看護職と関わる時間は限られており、関われる貴重な時間を有意義な時間にするために産業看護職には、他職種との連携や同僚との連携をスムーズに行えないコミユニケーションに問題がある方や、何かを始める前から「私には出来ません」とシャットダウンしてしまう方、ただ単に連絡だけを伝えることを他部署との連携と思い伝書鳩みたいになっている方とは働きにくい、一緒に働くなら困難な状況でも解決策を考えて学べる方や、従業員の心身の状態を適切にアセスメントできる方と働きたいといった内容でした
この記事を読んで気づいたこと
記事の内容を読み、産業看護職の同僚もしくは後輩にも産業医と同じ内容を求めると思います
産業保健師として、他部署との連携は必要不可欠です
しかし、他部署に対して横柄な態度をとったり頭ごなしに否定する方、自我が強い方ではコミユニケーションをとることは難しいです
このような方が同僚にいると、業務がやりにくいと感じてしまいます
また、他職種との連携をただの伝達と勘違いしている方も少なからずいました
ただの伝書鳩なら、最初から産業保健師が関与する必要がないのでは?と思います
他部署から「産業保健師が関わらない方が会話もスムーズにすすめることができるのでは?」と思われてしまう可能性もあります
産業保健師は、メンタル不調者のフォローをする際、従業員と上司の間に入ってお互いの意見を聴取し、メンタル不調者が復帰できるように支援する必要があります
このような役割が伝書鳩では意味がないのでは?と思います
そのため、連携の意味をきちんと理解する必要があると思います
また、自信がないからと最初から「私には無理です!」「私はできません」と言われてしまうと、対応に困ってしまいます
自信がないのは、誰でも同じです
私も未だに自信がなく、メンタル不調者へのフォローや保健指導を実施した後は「本当にこれでよかったのかな?」と反省し勉強をし直したりもします
自信がないからと言って、逃げてばかりいても何の成長にも繋がらないと思います
まずは、失敗してもいいから実施してみるということが大切だと思います
そして、なぜ失敗したのかを振り返り解決策を考えていくことが重要だと思います
さいごに
産業保健師は、待ちの姿勢ではなかなか成長していくことは難しいように感じています
自ら何が問題なのか、問題を解決するためにはどのような行動をしていくことが大切なのかを考えることが重要だと思います
そのためには、失敗を恐れずにどんどん挑戦していくことがポイントだと思います
産業保健と看護は、読んでいくうちに「今の自分の仕事のやり方はどうだろう?」と振り返るいい機会になります
読んだことがない方は、ぜひ1度読んでみることをおすすめします
まだまだ産業保健師として、知識不足や経験不足を痛感する日々ですが少しずつでも成長していけるよう、努力し行動していきたいと思います