看護師から産業保健師を目指す方は多いと思います
私も看護師から産業保健師として働き始めました
しかし、産業保健師は応募が少なく応募しても落ちてしまうこともよくあります
理由としては、臨床経験が必要であったり、産業保健師の経験者の優遇、繋がり(伝手)知名度がある大学、年齢など様々な要因があるからです
しかし、諦めるのはまだ早いです
臨床経験が浅く、知名度も伝手もない中で産業保健師として働くことはできます
実際に私は、臨床経験2年→学校保健師2年しか経験がなくても産業保健師として働くことができました
私が意識したことは、転職サイトのエージェントに自分の要望を適切に伝える・産業保健職の求人が多い関東や都市部を狙うことです
私は、地方と都市部の両方で産業保健師として働いた経験があります
働いて見て感じたことは、都市部の方が求人数が圧倒的に多いです
また、考え方が新しい企業も多いため積極的に20代や新卒を雇っている企業も多く、未経験者でも雇ってもらいやすいと感じました
これだけでは情報不足なので、おすすめ転職サイトと実際に関東と地方の両方で産業保健師として働いてみて気づいたことや違いについて解説していきたいと思います
転職サイトの登録は早めに エージェントに自分の要望を適切に伝える
産業保健師の求人はそもそも枠が少ないです
そのため、1人の採用枠に何十人も応募してくるので倍率は高いです
この中で、産業保健師未経験+臨床経験が浅い+知名度低い大学の人が応募しても1発で内定をもらうことは難しいです
また、産業保健師の求人は伝手で入社するパターンも少なくありません
「伝手で入社が決まるなら頑張っても意味ないじゃん」と思われる方も多いと思います
そのためにも、戦略を練ることが大事です
1.まずは転職サイトに登録をする
【おすすめ転職サイト】はこちらに記載しています
2.エージェントに自分の要望を適切に伝える
人によって転職する理由は様々だと思います
給料面を優先する方や実績を積みたい方などもいます
エージェントに対して自分が1番重要視している内容をきちんと伝えておくことが大切です
この部分をきちんと伝えておかなければ、エージェントも産業保健師以外の求人をおすすめしていいのかな?と戸惑ってしまう可能性もあります
私はどのような雇用形態でもいいので産業保健師の求人を教えて下さいとエージェントには伝えていました
3.常に転職サイトをチェックして最新情報をいち早くもらえる状況にしておく
私は暇さえあれば求人サイトを閲覧していました
産業保健師の内定はタイミングや運も関係してきます
急募などと記載している求人などを決して見落とさずにすぐに応募していました
4.エージェントとは良好な関係を意識する
エージェントの役割としては、自分の希望企業との仲介に入って応募条件や社風、給料面など自分では聞きにくい情報を直接会社に聞いてくれたり、 面倒な手続きをすべて代行してくれます
担当エージェントの方に、経験もない・伝手もない・知名度もない・臨床も浅い自分を希望企業に自分を雇うことの利点を説明してもらえるかもポイントになります
企業の中には、臨床経験3年以上・産業保健経験者など募集条件がある企業も多く応募したくても条件に達していない場合もあります
しかし、このような条件で諦めてたら次の募集が出るまで何ヶ月かかるかわかりません
私も募集条件に達していないこともありましたが、担当エージェントの方の力で何とか書類選考を通過し面接まで実施できたこともあります
面接の結果がたとえ駄目だったとしても、面接で聞かれた内容を次の面接で活かすこともできます
産業保健職の求人数が多い地域を狙う
地方と関東・都市部で産業保健師として働いてきましたが、関東・都市部の方が企業数も人口数も多いためか産業保健師の募集が多くありました
また、地方よりも多種多様な働き方が進んでいることや、複数職場も多くあり年齢や経験が浅い方も入社しやすい環境になっているように思います
逆に地方では年齢や転職回数、経験年数を重要視している企業も少なくありません
個人的には、経験年数よりも実績を重要視するべきだと思いますが、仕方のない部分もあります
そして地方で働いて1番痛感しているのは繋がり(伝手)です
いくら努力しても、伝手で入社が決まってしまうと「何だ。つまらない職業だな」という思いが強くなります
しかし、この職種は伝手が少なくないです
このような状況で内定を勝ち取るためには、産業保健師の募集数が多い関東や都市部で産業保健師の経験を積むこともいいと思います
私も産業保健師1年目は関東の大手の企業で働くことができ、基礎知識を身につけることができました
さいごに
産業保健経験もないし、臨床経験も浅い、繋がりもない、だから私には産業保健師を目指すのは無理かなとすぐに諦めるのでなく、経験が浅いなら何をすれば産業保健師になれるのかを考えて行動することが大切です
実際に、私も産業保健師になるまでに相当な苦労をしました
しかし、無事に内定をもらえることができました
本気で産業保健師を目指したいのであれば知識を身につけることも大切ですが、まずは行動することが大事だと思います