産業保健師として働き出したいけど、なかなか就職先が見つからない…求人が募集していない企業だったにも関わらず何故か新しい産業保健師が入社している…と悩んでいる方も少なくないと思います
実際に産業保健師は伝手やこねで入社している方に何人も出会ってきました
私自身、1社目で産業保健師として働くまでには相当苦労しましたが、2社目で産業保健の立ち上げ経験をさせて頂いた時はベテラン産業保健師から推薦して(伝手)頂き入社することができました
このような話を聞くと「最初から出来レースなら入社したくても、入社することが出来ないのでは?」「産業保健師を目指すのを諦めようかな…」と考えてしまうと思います
諦めるのはまだ早いです!
私は産業保健師を目指している時に下記の3点を意識して就職活動をしていました
- まずは産業保健師として経験を積むことに専念する
- 研修会などに参加しコミュニティを増やす
- 自分自身のスキルアップも目指していく
具体的にどのようなことを実施してきたかについて書いていきたいと思います
まずは産業保健師として経験を積むことに専念する
大企業でベテラン産業保健師が多数いる所で働きたい・正社員として働きたい・給料が高いところで働きたいなど色んなことを求めてしまうと、誰もが好条件のところで働きたい思い倍率も高くなります
企業の方も、たくさんの人が応募に来てくれたら未経験の方と経験豊富な方がいれば天秤にかけた時、経験豊富で率先力がある方のほうが内定をもらう可能性が高くなります
そのため、まずは自分が1番こだわりたい部分を優先することが大切だと思います
私は、経験値を優先した就職活動をしていました
まずは、雇用形態や給料面はひとまず置いといて産業保健師としての経験を積むことを優先し2社目で、自分の希望する条件のところに転職をすることを決めていました
研修会などに参加しコミュニティを増やす
冒頭部分に記載している様に、産業保健師は伝手やコネがある職種です
「なら頑張りようがないじゃん…」と考えるのではなく、自分もコミュニティに参加し情報交換ができる様に行動することが大切だと思います
2社目の立ち上げ経験の話も、積極的に研修会に参加し恥ずかしがらず他企業の産業保健師の方に話しかけに行った結果、有難いお話を頂けました
少しでも興味がある研修会内容であれば、時間を何とか作り参加していくことをお勧めします
時間がない…と言っていて何も行動しなければ何も変化はしません
自分が目指す産業保健師を諦めずに行動することが大切だと思います
自分自身のスキルアップも目指していく
当たり前のことですが、いくらコミュニティを増やして人脈を広げたとしても自分のスキルも磨いていかなければ、なかなか伝手を得ることは難しいと思います
そのためにも、産業保健師としての知識や経験を磨いていくことや、それ以外のパソコンスキルやコミュニケーション能力、質問力や説明力、行動力など産業保健師に必要なスキルはたくさんあります
短期間で、ものすごくスキルアップすることは難しいと思います
しかし、少しずつでもいいので成長していくことが大切だと思います
さいごに
産業保健師は募集人数も少なく、倍率も高いです
私も1社目に入社するまでは何社も応募して何社も不合格の通知をもらいました
しかし、産業保健師になりたい!という気持ちが強かったため諦めずに最後まで頑張ることができました
もしも産業保健師の転職活動をしているうちに「本当に産業保健師として働きたいのかな?」と悩んだら1度立ち止まって考えてみることもいいと思います
今後も産業保健師として少しずつでも成長していけるよう、努力し行動していきたいと思います