保健師

2020年度の振り返り

今年も残すこと、あと少しで終わりますね。

1年ってあっという間に過ぎてしまうなと感じています。

今回は、今年1年を振り返ってみて今後自分が強化していかなければならないなと感じたことについて書いていきたいと思います。

メンタルフォロー能力

メンタルフォロー能力の向上は、本当に難しいですけどとても重要だと私は思います。

その理由としては、やる気がない人、責任感がない人、他人のせいにする人、自己中心的な人、指示待ちの人などに対する指導には限界があると感じているからです。

これらは、指導以前の問題だと思います。

このような人がいる部署に対して、ラインケアやセルフケアなどを説明したところで従業員からは「そんなこと、分かってるよ」「なら、一緒に働いてみなよ!」と思われる可能性もあります。

この問題を解決する1つの方法としては、上司や部下の能力に対して正しい評価をつけ、給料を決めるという方法もありますが、企業文化や年功序列、職場環境の問題がものすごく改善するかは何とも言えません。

本人の仕事に対する認識を変えることは、とても時間がかかります。

このような人に対して、真面目に向き合って話し合いをしても理解してもらえるかも分かりません。

ではこのような、従業員に対してどのような対応がベストなのか。

適材適所で働かせてみて、本人の仕事のパフォーマンスをみるという方法、新入社員に対してのセルフケア指導、そもそもメンタル不調なのか。などの様々な情報を理解し的確なフォローができる能力が必要だと感じました。

Excelスキル

産業保健師として必要なスキルの1つとして、Excelスキルはとても重要だと感じました。

やはり、データを基に説明を行うことで相手にも伝わりやすくなります。

また、データがある方が会社の心身の健康状態傾向や現在の問題点も理解しやすいです。

私も、Excelスキルを向上するのにはとても苦労しています。

ものすごい、Excelスキルを身につけることは難しいかもしれませんが必要最低限のスキルは身につけておいた方がいいと思います。

Excelについての記事は【産業保健に関するデータ整理】【統計学について】の記事に記載しています。

ボスマネジメント能力

産業保健師として企業で働いている方の中には、人事部や総務部などに所属して働いている方も少ないと思います。

しかし、上司との意見の食い違いで衝突してしまったり、産業保健師の仕事内容をあまり理解してもらえずに辛い思いをしている方もおられると思います。

産業保健師として働く上で、他部署との連携は必要不可欠です。

業務を円滑に行うためにも、出来れば防ぐことができる衝突は避けた方がいいと私は思います。

そこで、大切なことが上司のマネジメント能力です。

本来であれば、上司が部下の管理をするべき!と思われるかもしれませんが、他人の考え方を変えるには時間がかかります。

時間をかけても考え方が変わらない場合もあります。

このような事に時間をかけるのは、勿体ないと私は考えます。

重要なことは、従業員の心身の健康保持増進をサポートする上で必要なことは何かという軸をぶらさずいることだと思います。

そのためには、どのような働きかけが必要かを考えて行動することが大切です。

上司のマネジメントについては【上司との関わり方で気をつけていること】に記載しています。

さいごに

産業保健師としてだけではなく、働く上で日々成長していくことは大切だと私は思います。

今日という日は二度と戻ってきません。

1日24時間しかない8時間を、仕事に費やしています。

この8時間を充実したものにした方がいいのでは?と私は思います。

日々知識不足を感じていますが、少しずつでも成長していけるように努力していきたいと思います。