転職

転職活動を考える理由

私は今まで何回か転職をしてきました。転職活動は心身ともに相当なエネルギーを使います。また「転職しても良いのかな?」「次に他のところで働いても結局同じなのではないかな?」「今の企業のほうが良いのかな?」など様々な理由で転職を躊躇する方も少ないと思います。

今回は私が転職を考えた理由について書いていきたいと思います。

スキルアップのための転職

私は工場での産業保健師業務を3年ほど経験しました。救急対応、海外赴任者の健康管理、長時間残業者の面談、健康診断準備・実施、特定保健指導、メンタル・フィジカル不調の従業員へのケア、健康教育、健康イベントなど一通りの産業保健師の業務を覚え、仕事が楽しくなってきた時に、ふと「工場ではなく、オフィス企業ではどのような健康問題があるのだろう。工場勤務では経験できないこともあるのでは?」と思い転職を考えました。

同じ会社で何年も勤めることが、悪いとは思いませんが私は色んな企業で働いて視野を広げたいという考えがありました。

オフィスの企業で働きだして2年目になりますが、工場の産業保健師とは違う健康問題やメンタル課題があり、自分の勉強不足、経験不足を痛感しながら成長しています。

年収アップのための転職

働く上で、給料はとても大切という方は多いと思います。私もその1人です。

産業保健師として働き始めた時は、給料よりもスキルを身につけたいと思っていたため、あまり給料面は気に留めていませんでした。

やはり、産業保健師の経験値が全くない状態で給料をUPを目指すのは難しいと私は思います。そのため大手企業で働き産業保健師の基礎知識を学ぶことを優先にしました。

現在、転職を視野に入れている産業保健師の方は、まずは自分の市場価値を高めてからの転職をすることをおすすめします。

妊活を考えて転職

人生設計を考えるにおいて結婚や、出産などはタイミングがあると私は思います。

私は人生設計を考えた時に、何歳までに子供がほしいという思いが強くありました。

しかし、なかなか子供を授かることが出来ず3回流産を繰り返し不妊治療を始めることになりました。

不妊治療は、突発休を取らなければならないことも少なくありません。

そのため仕事を辞めることも視野に入れましたが私の性格上、仕事をせずに家にいるだけでは不妊治療のことを考えすぎてしまうと思い、不妊治療がしやすい職場環境で働くことを優先に考えて転職を決めました。

現在の職場は、周りの理解もあり不妊治療を優先でき休みやすい環境ではありますが、やはり急に休むことに対しての心苦しさはありますが、割り切って働いています。

会社に見切りをつけて転職

健康経営と名ばかりで、健康経営にあまり興味がない会社もあります。

法律上のことは、しっかりこなしているが産業保健に関心がなく、こちらの意見に耳を傾けない経営者も少なくありません。

時間をかけて、コミュニケーションを図ったとしても会社の方針に変化が現れるのは1年以内かもしれませんし、何十年後かもしれません。

このような、状態がしばらく続いた時に私は「今という時間は、2度と来ない。限られた時間しかないのに、ここで働くのは時間がもったいない」と思い転職を決意しました。

しかし、会社の方針が合わないから辞めるだけでは自分が次の転職先で苦労することは分かっていたので、限られた資源を最大限に活かす努力はしていました。

さいごに

転職を考える方の理由は様々だと思います。人間関係や職場環境、給料面などどのような理由でも良いと私は思います。

しかし、転職する上で1番大切なことは基礎知識を身につけて、その知識を活かす行動し経験値を積んだと後だと私は思います。ただ基礎知識だけを身につけて転職をしても頭でっかちになってしまうと思います。

たとえ産業保健師経験が1年でも、身につけた基礎知識を活かすような行動をしていれば自分の強みになり次の転職先でも活かすことが可能になると思います。

何も考えずに毎日同じことを繰り返すようなルーティン作業で、仕事をこなしても業務に慣れているだけの経験年数を積んでいるだけでになってしまい、時間がもったいないと私は思います。

まずは、基礎知識をしっかり身につけて自分の目指す産業保健師になることだ大切だと私は思います。

産業保健師の基礎知識を身につけたいならこの本がおすすめです。

私もまだまだ成長途中なので、これからも知識を身につけ行動できるよう日々精進していきたいと思います。